フィンガーアクティビティーが始まりました。

 

「卒園までに　はなむすび（リボンむすび）」

花組さんの頃から指先を使い巧緻性を育む活動を少人数で行っています。

主人公のフィンガーちゃんと一緒にファンタジーの世界の中で

一緒にひもを通したり結んだり、編んだりしながら指を動かすことを楽しんでいます。

 

おやゆび、ひとさしゆび、なかゆび。

ひもを通したり編んだり結んだりするときは、この3指をたくさん使います。

指をたくさん行うと、思い通りに指先が動くようになり、

ボタンをはめる、箸を使うなどあらゆる生活の場面の手助けになります。

 

また、数年前のニュースでは、全国的にひもを結べない子が増えてきたと

感じている保護者と教師が75％を超えていました。

幼稚園では、時には魔法を加えたり、時には主人公を助けながら

結ぶことの楽しさにあそびながら触れています。

みんな真剣に、そして笑い合いながらひもで遊ぶことを楽しめる工夫をしています。

 

年長では、卒園までにはなむすび（リボン結び）を目指しています。

結び方によって、ほどけやすくなったり、逆にほどけにくくなる事や

固く結ばれたひもを魔法のようにほどく技など、

一つの結び方をじっくりと観察し、

発見したり驚いたり技法を知ったり真剣に結んだりする姿が見られます。

 

『おおきくなあれ。おおきくなあれ』

 

   

『すてきに通せたよ』

 

自分で作った作品は大切な宝もの。

真剣に楽しんで作ったものほどその喜びは大きいと思います。

これからも、フィンガーアクティビティーを通して巧緻性を育み

子どもたちのやる気を大切にしていこうと思います。