♣2月号 理事長コラム 「アラジンの魔法のランプ」

2021年01月29日

理事長コラム

トランプ大統領が消えた。わずか4年間の政権でしたが、枕詞も季語も無い短文のツイッターで世界中を右往左往させる大統領でした。このコロナ禍の脅威の中で、イギリス、ロシア、フランス、ブラジル・・・中国、韓国そして日本…世界のトップがその位置で揺れています。

そんな折、外出自粛中の園長、隠居仲間から「新年会ができないから、いつもの仲間でズーム談義をやろう」と提案がきて、家庭に居ながら「ズーム談義」を実施しました。

開始早々、長いつきあいにもかかわらず、お互いの幼稚園すら訪ねたことが無い事に気がつき、画面に映る家庭でくつろいでいる姿が新鮮で、また、それぞれの家庭の居住まいが新鮮に感じました。

「膝に座ってるお嬢さんは孫かね?」

「2歳の曾孫だよ」「後ろの壁の額絵は、山下きよし?」「おやじの遺産だよ」「今年の正月は中途半端で時間をもてあましたね」

「最近の子どもは、正月も普段着でいつもと変わらない」

[凧もコマも羽根突きもせず、家に閉じこもってネコみたいだね」

「お年玉といえば、園児が正月、田舎へいかなかったから、お年玉が減ったと嘆いていたよ」

「我が園でも今年の正月は、お年玉は500玉が多くてつまらなかったと、先生と子どもが嘆いていた」「先生が?・・・」

「田舎に帰れば、じじばばにとって、孫はいくつになっても可愛い。お年玉は年齢に関係ない」

「我が家は、外出できない家族がゴロゴロ、家庭が密になって、おせちの食卓も小人数の分散方式・・・」

「わが家は老夫妻の二人生活・・・正月だけでものんびりとおもったが、あれこれ重なって、心労気味の正月だった」

「パソコンでテレビ対談。今浦島の心境だね。そのうち、玉手箱を開けたら、若返えられたらいいね」」「江戸時代の下町の寺子屋の塾頭になりたい」

「コロナ感染で医療もパンク状況・・・老夫婦の二人住まいも不安だね」

「ところで、菅総理が評判悪いね」「苦労人総理として期待もしたが、国会での  答弁を見る限り、しょぼしょぼしていて、棒読み口調、信念を伝えようという気  力が、伝わってこない」

このコロナ対策に投入した国費は100兆円を超えるといわれる。総理の答弁か ら推測すると、金は輪転機をまわせば、いくらでもある。しかし知恵がなければ 空をとびかねない。」

「欧米のように暴動が起きない日本では、総理であっても、ネットでいじめの 標的になり。精神にしょぼしょぼになってしまいかねない」

「オリンピックも控え、リーダーがよちよちだと国民は、ますます不安になり、意気が上がらず、殻に閉じこもりがちになる、内閣の支持率が下がり、オリンピック開催への期待がしぼんでいく」

「景気対策は、篭に乗る人、担ぐ人がみんな笑顔で活気がでないと、空を切る。「春の非常事態宣言の時は、評判の悪いアベノマスクも含めて、篭に乗る人、担ぐ人にも、国民一人10万

円の補償金が出た。今回は飲食関係に限定しての対策だから、パチンコ店もカラオケもゲーム

センターもデパートも営業している。したがって、若者などの危機意識も薄れていくのだろうね」「戦後、めまぐるしい経済復興を実現したミラクル日本も戦後70年もたった。三代の安定経済を維持するのは難しくなった」

「今5歳の幼稚園の子が、20歳になる15年後、現在のトップ企業の大半が衰退しているという研究が出ている」

「例えば、テレビ局、新聞社、貿易産業、代理店事業・・・」の花形であっても一線から消えていくかもしれない」

「数年もすればドローンが実用化されて、若い世代の三種の神器は、スマフォ、コンビニ、ドローンになるであろう」

「次世代のステージは、宇宙だろうからね。学校の教員もいらなくなるかも・・」

「脱サラして幼児教育に飛び込んだ30年前、お世話になったお寺の幼稚園の三代目から嘆きの年賀状を貰った。創立期のセピア色に変色した開園の頃、リヤカーに子どもを乗せて、祖父の住職の園長が自転車を漕いでいる写真の年賀状。私も園長三代目で送迎バスの運転で頑張ってます。貧しくも初代は生き甲斐があった。父の代は花盛りで活気があった。私の時代はと考える毎日です」

「幼児教育は無償化され、働き方改革で保育の世界は、子どもにとって輝きがあり施設にもゆとりが出るはずなのに、保育の現場にも経済優先の風が吹いて、子どもは長時間も両親から離れて育てられている。この際、働き方改革をさらに進め、両親が乳幼児期の期間、育児休暇をとって、子どもを中心に地域で子育てができる社会を目指したいものだね」

「つい10年前まで、そういう時代だった。貧しくともゆとりがあった」

「いつのまにか、保育園が林立して家庭で子育てしている専業主婦の存在が重視されなくなり幼稚園も長時間保育をするようになった」

「オランダの子どもたちは、世界一しあわせと言われている。小学生も昼休みになると自宅に戻り昼食を食べられる。両親の働き方を含めて、「子どもまん中」 制度が徹底しているから・・・」

「日本の国会では保守も野党もそんなことを言っても、考えてもいないね」

「子どもたちにこの国に生まれてきて君は幸せかと聞いてみたいね」

「宇宙時代を迎えるとある年齢になると、国籍を選択できる時代が来るかもしれない。今の子どもたちがその時、どういう選択をするかね」

「御殿場の養護施設のデーターだったかな・・、幼児期に育てられた環境を成人した後、自分の老人になった親にも繰り返す」

コロナは一つの転機

あらためて、私たちは、「心豊かな憩いの親と子の広場」を目指す幼稚園が、子ども真ん中に、例え忙しくも家庭と手をつないで、子どもを守っていくように頑張ろう」という誓いが交わされた。

これからの時代は、アラジンの魔法のように、指先でさすり、願いを込めて「開け!ごま」とささやけば、なにごとも願いがかなえられる「宇宙の世界」が到来するかもしれなせんが、いつの時代も人間の心の温かさを失わないように、元気で頑張ろうということで閉会しました。